友人に会うために町を訪れたら、あちらこちらに墓が並んでいた。まさか道路の真ん中にも
表題作「墓標の町」に加えて不快度MAXの「なめくじ少女」も収録!
「伊藤潤二傑作集 9 墓標の町」のネタバレと感想、そして1番お得に読む方法を紹介します!
ちなみに表題作の「墓標の町」は伊藤潤二の作品の中でもかなり怖いのでご注意ください。
私は漫画が大好きな大学生です。通学中にいつも電子書籍で漫画を読んでいます。ホラー系は苦手ですが、怖いものみたさで読んでしまいます。
- 「墓標の町」のネタバレと感想
- 「伊藤潤二傑作集 9」を今すぐ読む方法
- 隙間時間を最高に楽しむ方法
「墓標の町」のネタバレが気になると思いますが、その前に誰よりもお得に読む方法を紹介させてください。
なぜならネタバレを知らない状態で本作品を読む方が、圧倒的に楽しめるから。
怖い話が多いので先にネタバレを読んでおきたい気持ちもわかりますが。
「墓標の町」を1番お得に読む方法は?
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電子書籍で漫画を読むことに抵抗がある人もいるでしょう。その気持ちはとてもわかります。私もかつては本や漫画は絶対に紙で読んでいたから。
しかし最近は漫画に関しては電子書籍でも良いと思うようになりました。
漫画を読むなら電子書籍がおすすめです。なぜなら圧倒的に安いから!あなたは書店で漫画が7割引になっているのを見たことがありますか?
おそらくないでしょう。しかし電子書籍なら人件費や物流コストを抑えている分、このように安く購入できるのです。
漫画を読むなら電子書籍がおすすめです。ちなみに文字が多い小説などは今も紙で読んでいます。
伊藤潤二 墓標の町の内容
作品名 | 伊藤潤二傑作集 9巻 |
テーマ | ホラー |
ジャンル | 青年漫画 |
出版社 | 朝日新聞出版 |
提供開始日 | 2017/02/27 |
ページ数 | 409ページ |
墓標の町の詳細情報
「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日系)でも紹介されたホラーコミック界の鬼才が放つ恐怖名作集第9弾!
表題作ほか全11作を収録。
- 墓標の町
- 仲間の家
- なめくじ少女
- 隣の窓
- 漂着物
- ご先祖様
- 長い夢
- トンネル奇譚
- 銅像
- 浮遊物
- 白砂村血譚
墓標の町のネタバレ
墓標の町
去年ある町へ引っ越してしまった親友の泉からかおるの元に手紙が来た。
転居先の町は不思議な場所だから1度遊びに来ないかと
かおるは1人で行こうとしますが、免許を取得した兄が乗せていってくれることになりました。
天気も良く2人は町までドライブを楽しみます。
しかし町は遠く、6時間も運転している兄に疲れが見え始めます。
そして少しよそ見をした瞬間、目の前に飛び出した女性を轢いてしまいます。
焦って病院に運ぼうとしますが既に脈がありません。
彼は彼女の遺体をトランクに乗せたまま車を進めます。
「彼女の家に着くのは2、3時間遅れるな。とりあえず町を通り越して場所を探そう。山の中がいい…」
車を進めると道の真ん中にお墓のようなものが。
2人はなぜ道の真ん中に墓が立っているのかと疑問に思います。
さらに進むと真っ直ぐ進めないほどの墓が道のあらゆるところに立っています。

Uターンして場所を探そうとしますが、墓の1つに乗り上げてしまいます。
すると町の人々が集まってきて「バチ当たりなことをしたな」と言います。
しかしよそ者を敬遠すること無く、乗り上げた車を戻すのを手伝ってくれます。
「トランクの中にジャッキがあるだろ?それを出して車を持ち上げよう」と。
しかしトランクの中には先ほど轢いた女性がいます。兄はバレないようにジャッキを取り出します。
町の人の手伝いもあり、車を何とか戻します。
町の人は「道にこんなものが立っているからドライバーを責められない」と言い、とても親切。
話によるとこれらは交通事故に遭った人の墓だそうだ。
するとその場所にかおるの親友、泉が現れて家に案内されます。
泉の家に行くと家の中に見ず知らずの人のお墓があります。おそらく以前住んでいた人のものだと。
その後泉に町を案内されますが、本当にあちこちにお墓があります。
ここまでは特に怖いシーンはありませんでした。しかしこの作品はここからが本当に怖い。
兄が車で轢いてしまった女性がどう物語に関わってくるのか。
気になる続きはぜひ自分の目で。
\ 伊藤潤二界で最恐? /
「墓標の町」の感想

伊藤潤二の傑作集でも特に面白い話が多く含まれていました!
どの話も奇妙で不思議でしたが、その上予想しない方向に話が進むので読み進める手が止まりませんでした。
とにかくどの話もオチが想像できません。
1番印象に残った話は「なめくじ少女」です。想像すると気分が悪くなるような話でした。
なめくじ少女に関しては結末までネタバレをした記事があるので読んでみてください!
ただし!本当に気分が悪くなる話で、それは文字だけのネタバレでも同じ。
でももし、あなたに勇気があるならば、本編も読んでほしいです。
私以外のレビュー
私以外のレビューも紹介します。
総合評価 3.8
伊藤潤二の漫画の中で怒る恐ろしい突然変異には、何の理由も因果も無い。悪い子とした人間もしない人間も同じように不幸に巻き込まれていく。だが、死人がそのまま墓に変化していく町や、心の声が黒いケサランパサランとなって外を舞う様子を潤二のあの絵で見せられると、「全ては起こるべくして起こったのだ」と納得してしまう。
この短編集には絵柄の力とアイデアの切れ味が高次元で両立している作品が多く、非常に楽しく読めた。
美醜の差をここまで際立たせられる漫画家もなかなかいないんじゃないでしょうか。1番怖いのは「長い夢」
引用:ebook japan
いやもうやはり名作ぞろい。1番のお気に入りはいかにも昔風な恐怖漫画な「なめくじ少女」。「The X-Files」のネタになりそうな「漂着物」~というレビューを書いていてふと思った。伊藤先生の手がけるエピソードは、結構「The X-Files」に使えそうな話が多いんだ。だからきっと惹かれるんだな。
引用:ebook japan
伊藤潤二とは
伊藤潤二は1963年の7月31日生まれです。
1986年、ホラー漫画雑誌「ハロウィン」の「楳図かずお賞」に投稿し「富江」が第1回楳図かずお賞にて佳作入選し、その後デビューしました。
代表作は「富江」シリーズ、「うずまき」、「首吊り気球」などです。
そして2023年1月からNetflixでアニメ「伊藤潤二 マニアック」が配信され話題を呼んでいます。
収録作品やあらすじをまとめた記事もあるのでそちらを参考にしてください。
漫画も怖いですが、映像化されたアニメもかなり怖いです。
今回の表題作「墓標の町」も収録されています。