誰しもが1度は見たことのあるうずまき模様。
ホラー漫画界の鬼才、伊藤潤二にかかればそんな何気ない現象ですらホラー作品になってしまいます。
この記事では伊藤潤二の長編大作「うずまき」のネタバレと感想、そして1番お得に読む方法を紹介します。
このうずまきという作品は、現在大人気の呪術廻戦でもオマージュされています。呪詛士、夏油傑の「うずまき」という技です。少し前に書かれた物ですが、今の漫画家も参考にするほど素晴らしい作品です。
そんな「うずまき」はどのような作品なのか
隙間時間で読める漫画を紹介しています、りこです。
「うずまき」はとても有名な作品で評価も高く、私が選んだ伊藤潤二のおすすめ作品10選にも入っています。
私は漫画が大好きな大学生です。通学中にいつも電子書籍で漫画を読んでいます。ホラー系は苦手ですが、怖いものみたさで読んでしまいます。
- うずまきの感想とレビュー
- うずまきを今すぐ、お得に読む方法
- 隙間時間を最高に楽しむ方法
伊藤潤二の傑作「うずまき」を今すぐ1番お得に読む方法
うずまきは1冊880円で、3巻にも渡る長編大作です。
全巻揃えると2640円かかります。正直に言うとこれでも安いと感じるほど面白い作品です。
しかしどうせなら、安くお得に読みたいですよね。
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電子書籍を利用したことがなくて、少し抵抗がある人もいるかもしれません。
私も元々本は絶対紙派だったのでその気持ちはわかります。しかし、漫画ならば細かい文章がないので電子端末でも読みやすいです。
小説など字が多い本は紙の方が絶対読みやすいですけどね。
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「うずまき 1巻」の内容

作品名 | うずまき 1巻 |
テーマ | ホラー |
ジャンル | 青年漫画 |
出版社 | 小学館 |
提供開始日 | 2010/05/28 |
ページ数 | 206ページ |
うずまき1巻のあらすじ
物語の舞台は黒渦町。ここで起こった奇妙な出来事についてのお話です。
女子高生の五島桐絵は、隣町の高校に通う斎藤秀一を駅に迎えに行く途中、路地に座り込んで壁をじっと見つめている秀一の父親を見つけました。
彼は桐絵のあいさつにも気付かない様子で、壁にはりついたカタツムリの殻を見つめ続けていました…。
秀一にそのことを話すと、彼は父親の様子が最近おかしいと言います。
そして、俺と一緒にこの町を抜け出さないか?とも。
「渦、渦だ、うずまきだ、この町はうずまきに汚染され始めている…」
彼は突拍子も無いことを言い出しますが、五島桐絵は全く理解できません。
その翌日、秀一の父親が桐絵の父の仕事場にやってきます。桐絵の父は陶芸家で、秀一の父親は渦巻き模様が描かれた皿を作ってくれないかと依頼します。
その後秀一の父親はさらにうずまきに関する物を集め続けますが…。
新感覚ホラーの鬼才・伊藤潤二が描く、世にも不思議な恐怖の世界です!
「うずまき 2巻」の内容

作品名 | うずまき 2巻 |
テーマ | ホラー |
ジャンル | 青年漫画 |
出版社 | 小学館 |
提供開始日 | 2010/05/28 |
ページ数 | 198ページ |
うずまき2巻のあらすじ
黒渦高校1年B組の山口満は、なぜか人を驚かす事に熱心で、「びっくり箱」というあだ名を付けられていました。
その彼が、どうやら桐絵に興味を持ち始めたらしく、最近しつこく言い寄って来るようになってしまいます。
無論、桐絵は関心を示さなかったが、山口は諦めず、プレゼントまで贈って来て…。
「うずまき 3巻」の内容

作品名 | うずまき 3巻 |
テーマ | ホラー |
ジャンル | 青年漫画 |
出版社 | 小学館 |
提供開始日 | 2010/05/28 |
ページ数 | 222ページ |
うずまき3巻のあらすじ
黒渦町を台風が直撃して以来、ちょっとした動作が竜巻を誘発するようになります。
竜巻を操る若者たちは「蝶族」を名乗る暴徒となり、町は荒れ、それ以外の人々は竜巻の影響を受けない長屋の中で窮屈な生活を強いられることになります。桐絵たちは、地獄と化した町からの脱出を試みるが…。
うずまきのネタバレ
ここまではうずまきのあらすじを紹介してきました。
もし面白そう!読んでみたいと思ったならここのネタバレを読まずに実際に読んでみることを強くおすすめします。
いくら私が魅力的な文章で内容を伝えても、当然本編に勝てるわけもありません。
できればこの伊藤潤二の超大作は内容を知る前に読んでほしいです。
\ ネタバレを読む前に実際に読んでほしいです/
しかし読む前にある程度の内容を知っておきたい気持ちも良く分かります。
「うずまき」はホラー漫画ですし、いきなり読むのも気が引けるでしょう。私もかなりビビりながら読み始めたのであなたの気持ちはとってもわかります。
うずまきのネタバレ(秀一の父親編)
先ほどのあらすじにも書きましたが、物語は秀一の父親がうずまきに異常なほどの興味を示すところから始まります。
うずまきマニアになってしまうのです。ありとあらゆるものうずまきの物を集めて部屋に飾り出すようになっていく彼。
何かにはまることは別に珍しくないですが、彼の場合はその執着度が異常です。

このように部屋にはありとあらゆるうずまきグッズであふれかえっています。
あまりに様子がおかしいので秀一の母親は彼のうずまきグッズを捨ててしまいます。当然彼は激怒。
母親はこれで父親の奇行が収まればと思いましたが、むしろ逆効果。
なんと彼は自分の体でうずまきを作るようになってしまいます。自分の目を回してみたり、舌を巻いてみたり。
この描写はなかなか衝撃的なのでここには載せません。
そして…父親は壮絶な最期を迎えることとなります。
自分の体の一部分だけでは満足できず、ついには体を巻いてうずまきを作り出そうとします。
この描写もかなり有名で既にご存じかもしれませんが、自分の目で確かめてほしいです。
うずまきマニアの彼の行く末はどうなのでしょうか….。
こういったうずまきに関する奇妙な出来事がこの町で起こります。
うずまきのネタバレ(秀一の母親編)
秀一の父親はうずまきの魅力にとりつかれていきましたが、母親は彼とは真逆の状態になります。
秀一の母親は父の死を経て、極度のうずまき恐怖症になってしまいます。
父親はうずまきマニア、母親はうずまき恐怖症。秀一も大変ですね。
彼女のうずまきへの恐怖は尋常ではありませんでした。
巻いてあるホースを怖がるのは序の口。自分の頭のつむじを怖がって、坊主にしてしまいます。
そして、自分の指の先を見てください。指紋がありますね?彼女に言わせればこれも立派なうずまき。
なんと彼女は自分の指紋をそぎ落としてしまいます。
かなり衝撃的なシーンで、これを書いている今も鳥肌が立ってしまいました。
彼女のうずまきへの恐怖度を理解できたでしょうか。
そして彼女の夢に無くなった秀一の父(つまり夫)が現れて囁きます。
「まだうずまきがある、お前の耳の中に…」と。
確かに人の耳の中には蝸牛というカタツムリのような器官があります。知っている人も多いでしょう。
彼女はそれに気がつきます。そして自分の体の中にうずまきがあることに耐えられません。
そしてそれを何とかして除去しようとします。
ここから母の話はラストを迎えますが、ごめんなさい。最後の部分は気分が少し悪くなるほど衝撃的な描写、内容なのでここには書けません。
文字にするだけで思い出してしまうし、鳥肌が立ってしまうからです。
勇気がある方、気になってしまう方はぜひ自分の目で確かめてください。
ある程度内容は予想できそうですけどね。
これは序章に過ぎず、様々な怪奇現象がこの街で起こっていきます。
伊藤潤二 うずまきの正直な感想

伊藤潤二先生の代表作と言うことで読む前からこの作品にはかなりの期待をしていましたが、思った以上の面白さでした。
デザインや模様、物理現象など身の回りに多く存在するうずまきを題材にしたホラー漫画です。
うずまきに関するホラー作品はなかなか無いと思うので、ただの怖さだけでなく、奇妙さ、そして目新しさを楽しむことができます。
斬新的な作品を多く世の中に送り出している伊藤潤二ですが、彼の作品の中でも1番伊藤潤二らしさ全快の奇妙な話です。
彼の作品を1度も読んだことが無い、またはほとんど読んだこと無い方はまずこの「うずまき」を読んでみることをおすすめします。
1巻の冒頭は、主人公の「五島桐絵」のボーイフレンドである「斉藤秀一」の父親に異変が起こり、そこから物語が始まります。
突如身の回りのありとあらゆるうずまきにこだわり始めます。その後、彼は驚愕の最後を迎えてしまいます。
そんなある家庭を襲ったうずまきが次は町中にあふれていきます。
当初はうずまきによって起こされる不幸なことが物語の主で、ホラー漫画感満載ですが、うずまきの謎が明らかになってからはうずまきによる恐怖だけでなく、人間の心の弱さや愚かさ、そして残酷さが描かれています。
ただのホラー漫画ではなく、様々なことを考えさせられるような不思議な作品でした。
伊藤潤二の大ファンで、彼の作品を多く読みましたが、まだ伊藤潤二の漫画を読んだことがない人はまずこの「うずまき」を読むことをおすすめします!
うずまきの私以外のレビューを紹介
私以外のレビューも紹介します。
総合評価 4.2
伊藤潤二さんの作品の中で特にこの「うずまき」はおすすめ!発想のグロ怖さ、魅力的なヒロイン笑、きれいに収束するストーリー、全て秀逸です。
引用:ebook japan
続きが気になる
怪しい雰囲気が好きです。
早く続きが読みたいと、ついつい3巻まで買ってしまいました。
知人から借りて。
進められて読んだが、なかなか良策ホラーコミック。桶の中に入ったうずまき父親の姿は圧巻。人体パーツはちゃんと収まっているその描画。
うずまきというものが、かくも人を魅了してやまない造形であること、それに異様に突出させることで生まれる不気味さ。それを如実に描写しているのではないだろうか。
引用:ebook japan
ホラー漫画家 伊藤潤二とは!?
伊藤潤二は1963年の7月31日生まれです。
1986年、ホラー漫画雑誌「ハロウィン」の「楳図かずお賞」に投稿し「富江」が第1回楳図かずお賞にて佳作入選し、その後デビューしました。
代表作は「富江」シリーズ、当記事で紹介している「うずまき」、「首吊り気球」などです。
富江について

伊藤潤二の名作 うずまきのまとめ
今回は伊藤潤二の代表作の「うずまき」のあらすじやネタバレを紹介しました。
- 伊藤潤二に珍しい長編で全3巻
- うずまきに関するホラー漫画
- 呪術廻戦に影響を与えるなど多くの漫画家も評価
- 内容はかなり衝撃的で凄惨な描写もあるので注意
私はホラー系がかなり苦手で、この「うずまき」も怖かったです。しかし伊藤潤二さんは所々にギャグ要素も入れてくれるので読みやすかったです。
ただし内容はしっかり怖いですし、描写もトラウマ級です。
そして「うずまき」を読むならebook japanが圧倒的におすすめです。
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そしてうずまきを読み終わったら他の作品も読んでみましょう。
クーポンもまだ3枚残っているはずですしね。
おすすめは彼のデビュー作にして最高傑作。
富江シリーズです。