自分の顔をした気球が襲いかかってくる?
タイトルからインパクト抜群の「首吊り気球」
本記事では伊藤潤二の人気作「首吊り気球」のネタバレと感想、そして超お得に読む方法を紹介します!
この「首吊り気球」は私の選んだ伊藤潤二のおすすめ作品10選にも選出されています。
隙間時間で読める漫画を紹介しているりこです。
私は漫画が大好きな大学生です。通学中にいつも電子書籍で漫画を読んでいます。ホラー系は苦手ですが、怖いものみたさで読んでしまいます。
- 首吊り気球のレビューとあらすじ
- 首吊り気球を今すぐお得に読む方法
- 隙間時間を最高に楽しむ方法
それでは早速首吊り気球のネタバレを書いていきます!
これを読む前に本作品を読んだ方が絶対に楽しめます。
しかし「首吊り気球」はホラー作品で、かなり怖いので読む前にある程度内容を知っておきたい気持ちもとてもわかります。
伊藤潤二 首吊り気球のネタバレ

主人公である和子の友人で、人気アイドルであった輝美が突然首吊り自殺をしてしまいます。
自殺場所が自宅の外壁という衝撃な場所でした。
その後、同じような亡くなり方をする人が続出します。
当初は、アイドルであった彼女のファンの後追い自殺だと考えていました。
しかし、不可解な自殺の数々は後追いではありませんでした。
次々に人が亡くなってしまう原因は、首吊り気球でした。
大きな生首のような気球が、人を襲い、ワイヤーで首をつろうとしてくるのです。
その後、和子は自身の恋人である晋也が首吊り気球の餌食になる場面を目撃してしまいます。
見てしまった和子は首吊り気球の次のターゲットとなります。
和子の両親は犠牲になってしまい、窓の外から首吊り気球があの手この手で自分を誘ってきます。
このシーンは本当に怖いです。
和子はなんとか恐怖に耐えると声が聞こえなくなります。
そして、外で生き残っていた弟の声がしました。
和子は緊張の糸がプツリと切れて、安心して窓を開けます。
そこにあったものとは…
\ 気になる衝撃のラストを読もう/
話はここで1度完結しますが、首吊り気球の正体などかなり謎が残っています。
そして首吊り気球の正体やその後が書かれた続編が存在します。
それが「首吊り気球 再来」です。
首吊り気球の正体が明らかになる「首吊り気球 再来」は、「伊藤潤二研究」に掲載されています。
「首吊り気球 再来」のネタバレはこちら
首吊り気球を1番お得に読む方法は?

伊藤潤二本人お気に入りのこの「首吊り気球」を読むなら間違いなく「ebook japan」を利用するべきです。
なぜなら初回ログインでなんと70%オフのクーポンが6枚ももらえるからです。首吊り気球は伊藤潤二自らが選んだ「伊藤潤二自選傑作集」に掲載されています。
基本的に傑作集は少し値段が高めで、この自選傑作集も999円します。
正直面白さと読んだ後の満足度を考えると、これでも安いくらいです。
しかしこのクーポンを利用すると500円引きの499円で読むことが可能に。
クーポンの最大割引額が500円なのでこの値段になります。
\ 今だけ7割引 /
自選傑作集には首吊り気球だけでなく、他にも面白い作品が収録されています。傑作集の中でも特におすすめです。
- 中古レコード
- 寒気
- ファッションモデル
- 首吊り気球
- あやつり屋敷
- 画家
- 長い夢
- ご先祖様
- グリセリド
- ファッションモデル・呪われたフレーミング
収録作品は伊藤潤二の作品の中でも特におすすめできるものばかり。
私が選んだおすすめ作品10選にランクインしているものばかり。
首吊り気球以外に特に印象に残っている作品は「グリセリド」です。
これは本当にやばい話です。彼の作品の中でも随一のやばさです。
語彙力無くて申し訳ないですが、本当にやばいのです。
油にまみれた不快度MAXの作品「グリセリド」のネタバレも書いたので勇気がある方はぜひ!
文字だけでもその恐怖、そして不快感が伝わります。
首吊り気球 感想

まず印象的なのは圧倒的な画力です。さすがホラー漫画界の鬼才と知られる伊藤潤二の作品であるなと思いました。
自分の顔をした大きな生首が追いかけてきて、首をつろうとしてくるという設定、発想がまずとても奇抜で素晴らしいです。
それと同時にそのシーンをインパクトあるものにしているのはやはり彼の卓越した画力です。
迫り来る迫力ある生首はかなり怖く、1度そのシーンを見てしまうとなかなか頭から離れません。
そして、和子を窓の外から誘うシーンはかなり怖いです。もちろん現実離れした話ですが、読んだ直後は窓の外から声がするのではないかと感じるほどでした。
ネタバレを読むとある程度推測できるかもしれませんが、最後の衝撃的な展開も恐怖です。
伊藤潤二の作品には傑作が多いですが、その中でもこの首吊り気球が人気な理由がよくわかりました。
彼自身のお気に入り作品でもあります。
首吊り気球の作者 伊藤潤二とは
伊藤潤二は1963年7月31日に岐阜県で生まれました。
1986年、ホラー漫画雑誌「ハロウィン」の「楳図かずお賞」に投稿し「富江」が第1回楳図かずお賞にて佳作入選し、その後デビューしました。
代表作は「富江シリーズ」、「うずまき」、本記事で紹介している「首吊り気球」などです。
2018年には、「伊藤潤二傑作集」、「魔の断片」に収録されている作品がスタジオディーン制作でアニメ化され話題になりました。
そしてアニメ、伊藤潤二「マニアック」が2023年1月にNetflixで公開されました。
収録作品や作品の原作とあらすじは以下の記事にまとめました。
本記事で紹介している首吊り気球も映像化されます!
首吊り気球を収録している作品
首吊り気球が収録されている作品を紹介します。
首吊り気球は「伊藤潤二傑作集 8 うめく配水管」、または「伊藤潤二自選傑作集」に収録されています。
他の収録作品は以下の記事で紹介しています。
私個人の感想ですが、伊藤潤二の作品をあまり読んだことがない人は、後者の自選傑作集を読むと良いと思います。
本人が選んだ傑作集なので、有名な作品が多いからです。
そして首吊り気球のその後を描いた「首吊り気球 再来」は「伊藤潤二研究 ホラーの深淵から」に収録されています。