※閲覧注意※裏バイト逃亡禁止のネタバレと感想 おすすめポイントを徹底解説

「裏バイト:逃亡禁止」は現在最もおすすめできるホラー漫画の1つです。

タイトルで「閲覧注意」と書いたのは単純に怖いから、そしておもしろすぎて読むのを辞めることができなくなるからです。

これを読んでいるあなたは学生時代バイトを経験しましたか?または現在バイトをしていますか?

当作品は多くの人が経験したことがあるバイトについてのホラーマンガです。

この作品には「※本作品は心身に多大な影響を与える可能性がございます。閲覧は自己の責任において、十分に注意して行ってください。これによって生じるいかなる損害について、一切の責任を負いかねます。」という1文が添えられています。

私は漫画が大好きな大学生です。通学中にいつも電子書籍で漫画を読んでいます。ホラー系は苦手ですが、怖いものみたさで読んでしまいます。

通勤や通学時間などの隙間時間を持て余しているあなたには、短時間で読める短編漫画集がおすすめ

目次

裏バイト:逃亡禁止のあらすじ

命に値札をつけろ!令和の最恐ホラー爆誕!

それぞれの事情でお金をたくさん集めている「黒嶺ユメ」と「白浜和美」が裏バイトに手を染めていくホラー漫画です。

裏バイトは合法違法含むグレーゾーンの高額報酬アルバイトです。1巻の1話では2人がホールスタッフのバイトをしますが、なんと時給15,000円でした。

時給15,000円はとても魅力的ですが、当然何か裏があるのではないかと疑いますよね。しかし2人はお金のために臆さず挑戦していきます。

このようにお金を求める2人が、様々な怪しいアルバイト、「裏バイト」をこなしていく物語です。

2人が大金を集めている理由は物語が進むにつれて明らかになっていきます。

「裏バイト:逃亡禁止」の登場人物

黒嶺ユメ(ユメちゃん)

裏バイト:逃亡禁止の主人公の1人で、怪奇現象や怖いことを事前に予測できる特殊能力を持っています。

性格は少し暗めでビビりですが、人一倍強い正義感を持っていて、もう1人の主人公の「ハマちゃん」とは真逆の性格とも言えます。

彼女はその特殊能力で、やばい予感を「匂い」で感じることができます。

ユメちゃんが作中で「クサい」と言うとなにか怖いことが起こる証拠です。

その特殊能力のおかげで生き延びることが多いです。

それに彼女が「クサい」と言うと何か怖いことが起きるということが読者の私たちもわかるので、怖いものが苦手な人でも身構えることができます。

「あ、怖い描写来るなー」と。

私のようなビビりでも安心して読むことができます。

白浜和美(ハマちゃん)

ハマちゃんはユメちゃんと真逆の性格で、大胆不敵で大雑把で明るい性格です。

ユメちゃんとは中学の同級生で、彼女のことを信頼しています。

怖い出来事を事前に感じ取れるユメちゃんと積極性の塊のようなハマちゃんは2人の足りないところを上手く補っていて、相性の良いコンビです。

当作品の4つのおすすめポイント

次に、この作品のおすすめポイントを紹介します。

裏バイト:逃亡禁止の4つの魅力

伏線もありホラー作品とは思えないほど手の込んだストーリー

お化けや幽霊といった怖さではなく、人間の恐怖を描いている

ここぞというシーンでの迫力がある絵

妙にリアリティを感じる設定

1つ1つ解説します。

裏バイト:逃亡禁止の魅力① 手の込んだストーリー

1つ目の魅力は、手の込んだストーリーです。

ホラー漫画は怖い描写や設定がかなり重視され、ストーリーは少し適当なものも多く存在します。

正直絵だけでも怖いので、あまりストーリーにこだわる必要がないのです。

しかしこの作品はストーリーがかなりしっかりしていて、ホラー漫画ではかなり珍しい伏線も作中にちりばめられています。

ホラー漫画と謎解きが合わさったような作品で、読み終わった後に「どういう意味だったんだろう」と考えてしまう作品が多いです。

先ほどネタバレをした「ホールスタッフ」でも、最後オーナーが森の一部になっていたのはどのような意味があるのだろうと考えてしまいます。

このように読み終わった後に少し謎が残ったり、途中でわけがわからないシーンも後に大事な役割を果たしたりと、とにかくストーリーの完成度が高いです。

この謎解きとホラーの融合こそが、裏バイト:逃亡禁止の大きな魅力の1つです。

裏バイト:逃亡禁止の魅力② 人間の恐怖も描かれている

2つ目の魅力は、登場する人物のほとんどが怖く描かれていることです。

文字だけでは伝わりにくいと思いますが、実際に読んでみると本当にただの人が怖く描かれています。

これは、1つ目の魅力の謎解きの要素に通ずる話ですが、誰もが怪しく見えてきます。

とっても怪しい、とっても不気味な見た目でも最後まで何もないということもありえます。

そして、絵だけで無く作中にはとんでもない考えを持った人が登場します。

バイトに応募してきた人の命を軽んじる人もたくさんいるので、そういった人間の怖さも巧妙に描かれています。

幽霊が出てこないホラーを読みたい方は、「ディズニー+」でドラマ化され、話題の「ガンニバル」がおすすめです!

以下の記事にネタバレと感想を書いたのでぜひ読んでみてください。

裏バイト:逃亡禁止の魅力③ ここぞというシーンでの迫力ある絵

迫力のある絵もこの作品の大きな魅力です。

普段の描写は少し不気味で、ふつふつと怖さが伝わってくる感じですが、その話のここぞという場面で渾身の絵を持ってきます。

そして見たくないのに見てしまう、怖いのは苦手なはずなのになぜか気になってしまうという歯がゆさを体現したようなシーンがあります。

怖いけどなぜか魅入ってしまう、そんな美しさすら感じる絵も魅力の1つです。

魅力的ですが当然インパクトは強く、かなり怖いです。

裏バイト:逃亡禁止の魅力④ 妙にリアリティを感じる設定

裏バイトに女の子2人が挑戦していくという設定も魅力の1つです。なぜならどこかリアリティを感じてしまうからです。

例えば、廃病院を描いたホラー漫画をたまに見かけます。読んだことがある人もいるでしょう。

もちろん怖いんですが、当然現実味はありません。なぜなら廃病院に行くことがないからです。

しかし、バイトというものは多くの方が1度は経験、または経験しようと思うことであり、とてもなじみ深いものです。

そして、もしかしたら同じようなバイトをしたことがある人もいるかもしれません。そこから感じる「どこかにありそう」という感情、これこそがこの物語をリアルにしている正体だと私は考えます。

普通のホラーより状況がリアルに想像しやすいことも大きな魅力の1つと言えます。

次の部分で1巻のネタバレをしますが、知りたくない人は読み飛ばしてください。

ネタバレを読み飛ばす

裏バイト:逃亡禁止のネタバレ

ここでは第1巻1話「ホールスタッフ」のネタバレをします。

彼女達の裏バイトへの挑戦はここから始まりました。

“裏バイトの心得”
  1. 想像もし得ないことが起こると心得るべし
  2. 情報収集を欠かしてはならない
  3. 可能であれば、協力者を求めるべし、、、しかし、いざという時は・・・非常な決断も必要である

物語は女の子2人がバイト先で顔合わせをするところから始まります。

これがユメちゃんとハマちゃんの出会いです。

都会を離れて、緑に囲まれたレストランのホールスタッフのバイトでした。

バイト先のオーナーが、「仕事だけで無くこの素晴らしい環境を楽しんでほしい」と言います。

するとユメちゃんがひと言、「クサッ」とつぶやきます。

彼女がやばい匂いを感じ取った証拠です。この言葉はこれからも鍵となっているので注意してください。

いざホールスタッフの仕事が始まると、忙しいですが特に怪しい、怖いことはありません。

性格通りユメちゃんは真面目に働き、ハマちゃんは少しお客さんとお喋りしながら働きました。

その日の仕事が終わり、割り当てられた部屋に向かう2人でしたが、ハマちゃんがすぐに部屋を散らかしてしまいます。

するとユメちゃんが「あなた、昔から全然変わっていない」と言いますが、ハマちゃんは誰だかわかっていない様子でした。

そしてこのバイトで時給15,000円はおかしいという話をします。

ハマちゃんが森の中を散歩していると、誰かに見られているような気がしました。そして直後、死体の顔のような物を目撃した後に、「起きて、ハマちゃん」と誰かに言われて目を覚まします。夢だったのです。

起きると隣で夢ちゃんが、「クサい、クサい、クサい、クサい・・・」とつぶやいていました。

そして子供の人影を目撃して、廊下に出てみるとオーナーが別の部屋の扉の前で誰かと話をしていましたが、その直後ハマちゃんは気絶して廊下に倒れてしまいます。

翌朝、オーナーになぜ廊下で倒れていたのかを聞かれて、ハマちゃんはよく覚えていないと答えます。

逆に、オーナーに昨日誰と話していたのかを聞くと、それがオーナーの妻だったことがわかります。オーナーの妻は伝染るタイプの病気にかかっていて、会うことはできないそうです。

そしてそんな妻のためにこの場所に引っ越してきたという趣旨の話をされます。

その夜、ハマちゃんは再び森の中にいる夢を見ます。そして死体のようなもに近づくところで、誰かに起こされます。

それが1週間ほど続きました。

しかし、それ以外におかしなことは起こらず、これで時給15,000円ならかなり得だと考えます。

怖がりな私は、例え時給15,000円でも怖い夢を見るなら絶対にやりません。

目が覚めると、ユメちゃんが消化器を抱きながら「グー、グー、グー、グー」と話しているのを目撃します。

翌日、オーナーがいつも頑張っているからと、2人に豪華な食事を振る舞ってくれます。

食事中、オーナーが昨日1階で何をしていたのかを尋ねます。

ハマちゃんが夢の話をオーナーにしようとすると、ユメちゃんが「くさいくさいくさいくさいくさいくさい・・・」と突然言い始めます。

突然おかしくなったユメちゃんをハマちゃんは心配します。

そして、オーナーも夜はちゃんと寝ないと駄目だと言います。

そして、ハマちゃんが夢の中でいつもの森を歩くシーンに移り、ひと言「そういう事だったかあ」と言います。

その夜見た夢はいつもと様子が違い、普段は最後近づいてくる死体のようなものが、迫ってこず、ただただ不気味に笑っていました。

これから何か不吉なことが起こることを暗示するように。

この死体のようなものは実際に絵を見て、どのようなものか確かめてほしいです。かなり衝撃的な見た目です。

そして、ハマちゃんはユメちゃんに起こされます。普段は誰が起こしたのかわかりませんでしたが、この時は目を開けたときにユメちゃんの顔が目の前にあります。

そしてハマちゃんを起こしたユメちゃんはひと言「休憩室へ」と告げます。

ハマちゃんは言われるがままについて行きますが、途中オーナーの妻がいる部屋が開いているのを見つけ、中に入ります。

好奇心旺盛なハマちゃんならではの行動です。

すると椅子に座っている白骨化した死体を発見します。

ハマちゃんは驚き、ユメちゃんに何か知らないかと問いただします。するとユメちゃんは、2回は「黒い匂いがする」と伝えますが、ハマちゃんは黒い匂いがなんなのかを知らないので、理解できません。

白骨遺体の事を知っていたのかを聞くと、ユメちゃんはこれまでに無いほど驚きます。

そして、逃げなかったことを後悔します。彼女はずっと前からやばい雰囲気を匂いで感じ取っていたので、逃げるか迷っていたそうです。

そして、話しながらもユメちゃんは以前と同様、消化器を抱いています。白い匂いがするという理由で。

黒い匂いの反対なので何か役に立つかもと思ったのでしょう。

すると、部屋の扉越しにオーナーの声が聞こえます。

ここで何をしているのか、ドアを開けてくれと言っています。

ハマちゃんはオーナーに部屋の死体のことを聞こうとしますが、ユメちゃんが「開けちゃダメ」と主張します。

するとオーナーは明日ゆっくり話そうと言い、去って行きます。

しかし、オーナーは帰っておらず、ドアを斧でこじ開けようとします。

ドア越しに見えるオーナーの狂気じみた目、そして「帰ったと思った?残念、いるよ」と発言します。ハマちゃんはユメちゃんに逃げようと言いますが、彼女は恐怖で固まっていました。

そしてその時、ハマちゃんはユメちゃんのことを思い出します。

中学生の時の同級生で、真面目で完璧主義だったユメちゃんのことを。そして、自分の対応能力を超えると、固まって動かなくなるユメちゃんを。

そんな中、オーナーは左手に斧、右手にはハマちゃんが目撃した白骨遺体を持っています。

そして「夜更かしする悪い子達は~森に代ってオシオキだ!!」と言い、部屋に入ってこようとします。

彼は腹話術のように死体と一人二役を演じて話しています。

ハマちゃんは冷静に何の真似だよと突っ込みを入れていますが、ユメちゃんは依然固まっています。

そこでハマちゃんは裏バイトの心得を思い出し、「非情な決断も必要である」と思い、ユメちゃんを置いて逃げようとします。

するとオーナーが「本来なら寝たまま森の一部になれたのに、どのようにして起きたのか」を聞いてきます。

そこで、彼女はユメちゃんがいつもハマちゃんを守るために起こしてくれていたことに気がつきます。

オーナーは斧を持って襲ってきます。

彼は、「森に生け贄を捧げれば、森の生命力によって妻が一時的によみがえる」と言います。つまり、森を神のように崇めているのでした。

オーナーが振った斧がユメちゃんが持っていた消化器に当たり、中身が飛び出します。オーナーはそれにより一時的に目が見えなくなり、2人は命からがら逃げ出します。

逃げながら奥さんが死んでいかれてしまったんだと考えるハマちゃん。

そしてある夜目撃した子供は、妻なのではないか、ハマちゃんが途中で目覚めたせいで不完全の状態の妻だったのではないかと考察しました。

するとユメちゃんがひと言、「くさい」と言うと、森で何度も目撃した死体のようなものが後ろに立っていました。

その後森を走り逃げ出した2人は、ラーメン屋のおばちゃんに話を聞きます。

話によるとあそこのオーナーはずっと独り身だと聞かされます。

そしてあの日以来オーナーは行方不明になってしまったそうです。オーナーの住んでいた場所には、彼が来ていた服と、服を着せられた標本が残されていました。

また、以前よりオーナーの店では行方不明者が度々出ていたが、誰1人として見つかっていませんでした。

一通り話を聞いた後、ハマちゃんがユメちゃんにバイト代が入った封筒を手渡します。

嫌な予感がして勝手にもらっておいたそうです。

そしてユメちゃんは、自分が匂いで危険をある程度判断できることをハマちゃんに伝えました。

その能力を信頼し、これから2人で裏バイトをやっていこうという決断に至ります。

そしてオーナーが森の一部になっている描写が描かれます。木の表面に彼の型がくっきりと。

そして、ユメちゃんとハマちゃんがそれぞれ90万円を手に入れた帳簿でこの話は終わります。

裏バイト:逃亡禁止の正直な感想

読む手が止まらない作品でした。

ホラー漫画であることは間違いないですが、考えさせられる要素もあり次々と読み進めてしまいます。

そして読んだ後にあのシーンはどういう意味だったんだろうと考えるのもたまらなく楽しいです。

そして、長編の漫画では無いので読みやすく多くの方におすすめできる作品であると思いました。

純粋なホラーに飽きたあなた、怖すぎるホラーは苦手なあなた、純粋にホラーが好きなあなた、どんな方が読んでも満足できるホラー漫画です。

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裏バイト:逃亡禁止に関するよくある質問

裏バイト:逃亡禁止を無料で読むことはできないの?

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「巷では無料で読める漫画があふれているし、わざわざお金を払ってまでホラー漫画を読みたくない!」と思う方もいるでしょう。

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裏バイト:逃亡禁止以外のおすすめホラー漫画

私は当作品以外にも様々なホラー漫画の感想やネタバレを紹介しています。

以下に特に人気の記事を貼るので目を通してみてください。

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