伊藤潤二先生はその優れた発想力で多くのホラー漫画を世に送り出しました。
その中でもNo.1のインパクトがある作品
それが今回紹介する「ギョ」です。「ギョ」は現在人気のチェンソーマンでオマージュされています。
同じ人間とは思えないほどの卓越した発想力と圧倒的画力で、私たちをホラーの物語の中に連れて行ってくれます。
伊藤潤二の他のおすすめ作品は「伊藤潤二おすすめ作品10選」にまとめたのでぜひ読んでみてください。
この記事ではパニックホラーの「ギョ」のネタバレと感想、そしてどこよりもお得に読む方法を紹介します。
- 伊藤潤二作「ギョ」のネタバレ
- 「ギョ」を実際に読んでみた感想
- 当作品を1番お得に読む方法
「ギョ」ってどんな作品?

ギョは足が生えた魚が海からはい出てきて人間を襲うというパニックホラーです。
まるで小学生が自由帳に書いたようなストーリーですよね。
その魚達は既に死んでいて、それに足がついています。
既に死んでいるので腐り始めているので、とんでもない悪臭を放っています。
実際に読んでみるとその悪臭がこちらにまで漂ってくるような感覚に陥ります。
読んでいて気分が悪くなる可能性があるので、ご注意ください。
個人的に伊藤潤二の気持ち悪い作品TOP3は、「ギョ」、「グリセリド」、「なめくじ少女」です。
「グリセリド」と「なめくじ少女」もとんでもない話です。ネタバレをした記事があるので興味があればぜひ!
文字だけで気持ち悪さが伝わると思いますよ。
- 油にまみれた作品「グリセリド」
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油を飲んではいけません。この作品の登場人物のようになりたくなければ。
読み終わった後のなんともいえない不快感
あなたは油にまみれたこの世界をのぞく勇気はありますか?
- 正直不快感MAX「なめくじ少女」
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なめくじ少女。タイトルからして圧倒的なぶっ飛び具合。
内容はあなたの想像の斜め上を通ります。
あの気持ち悪いなめくじ。それがどこに出没するのか。
読んだ後に普通に食事ができたらあなたは少し異常かも?
「ギョ」のあらすじ
忠は恋人の華織を連れて沖縄に行きました。
沖縄でスキューバダイビングを楽しむ忠でしたが、水中を弾丸のように泳ぐ生き物を目撃します。そしてその直後サメに襲われかけてしまいます。
なんとか海から上がった忠と華織は別荘に戻りますが、今度は華織が変な匂いがすると言い始めます。
それが原因で口論になり、華織は外に飛び出しました。
外に出ると悪臭が漂っていました。
すると今度は弾丸のように陸上を走る生き物を目撃して…
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パニックホラー「ギョ」のネタバレ

忠と華織は沖縄旅行を楽しんでいましたが、華織が匂いに敏感ということが原因でケンカになってしまいます。
別荘を飛び出した華織ですが何かを見たことで怯え、再び別荘に戻ってきます。
別荘に戻ると家の中は得体の知れない腐臭が充満していました。匂いに敏感な華織だけで無く、忠も気がつきます。
悪臭の原因は機械の足がついている魚でした。
忠は素早く動き回る歩行魚に石をぶつけて倒し、袋に詰めて捨てました。
何とか正体不明の歩行魚を退治し事態は収束したと安堵したのもつかの間、次から次へと歩行魚が陸地に上がってきました。
忠と華織は恐怖を覚え、一目散に東京に帰ります。
東京に帰った忠は歩行魚退治の際に、別荘を壊したことを謝るため学者の叔父(小柳)の元を訪ねます。
話を聞いた叔父は、研究者の血の騒いだのでしょう。沖縄に行って歩行魚を研究しようとします。
しかし小柳は沖縄に行く必要が無くなります。別荘で忠が退治して袋詰めにした歩行魚がガスを充満して、東京の忠の元に浮遊してきたから。
小柳は匂いが人間の死臭に似ていると言い、研究を始めました。
そして遂に歩行魚は関東にも上陸し出します。
人々は様々な兵器を用いて歩行魚たちを止めようとしますが、全く止まりません。
その後歩行魚がまき散らす細菌に人間も感染してしまうということが、明らかになります。
最初の犠牲者はなんと華織でした。そして他の人も次々と感染していきます。
最初は魚だけでしたが、動物や人間も歩行器に捕獲されていきます。歩行器の燃料タンクになってしまうのです。
その後歩行魚の研究にとりつかれた小柳によって、華織は彼が作った新型歩行器の燃料タンクにされてしまいます。
つまり歩行器を装着させられたということです。華織不憫すぎますね。
自分で作った新型歩行器によって小柳も怪我を負い、彼も細菌に感染してしまいます。
忠の周りの人間は全滅、もう周りを見渡すと歩行魚か死体か。凄惨な光景が広がっていました…
その後「ギョ」は衝撃のラストを迎えます。
彼の運命はどうなるのか。そして力業のように感じる物語の締め方にもご注目ください。
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「ギョ」をどこよりも安く読む方法
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内容の面白さを考えると元の値段でも安すぎますが、更に値引きもされるのでとてもお得です。
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「ギョ」を読んで伊藤潤二の世界観にはまったら、別の作品も読んでみましょう。夢中になれる作品がたくさんあります。

当作品を読んだ正直な感想

「ギョ」を読み終わって最初に持った印象は、「とんでもない話だったな」です。
当然ホラー漫画なので恐怖も感じましたが、足がついた魚が海から上がってきて人間を襲うという誰も思いつかないような内容。
そして最後のインパクトのある終わり方。
全てが新鮮で恐怖よりも驚きが勝りました。
また所々にグロい描写があり、苦手な私は少しきつかったです。もしあなたも苦手ならば注意して読んでください。
そして襲ってくる魚は腐っているのでとんでもない悪臭を放っています。伊藤潤二先生の画力が優れているので、その死臭がこちらにも伝わってくるような感覚にも陥りました。
良い意味で伊藤潤二らしさ全快のこの作品。気持ち悪さMAXですが面白いです。
衝撃のラストやとんでもない描写の数々をぜひあなたの目で楽しんでください!!
インパクト抜群の「ギョ」を読んでみよう
この記事では伊藤潤二の作品の中でもトップレベルのインパクトを誇る「ギョ」についてまとめました。
歩行器がついた魚が上陸し、人を襲うという奇想天外な話です。しかし面白い。
グロ描写も多少あり苦手な人にはお勧めできませんが、私でも何とか読めたのでおそらくあなたも大丈夫です。
地上が歩行魚に脅かされた後の、衝撃のラストをあなた自身の目で確認してください。